2008年4月25日金曜日

天岩戸神社

上に見える 鳥居の方に行くと元伊勢内宮皇大神社
 ここにある黒木の鳥居が 京都嵯峨野の野々宮神社の二か所にしかない
  珍しいものなんですって
しかし私は そのまま下の道をたどり 天岩戸神社に向かいました 

京都府が建てた案内板によりますと
 
岩戸山
    京都府歴史的自然環境保全地域
    昭和59年3月13日指定(京都府加佐郡大江町)
  天岩戸神社の神域は二瀬川の両岸に広がり 左岸は皇大神宮に連続し
  右岸は標高427,3mの岩戸山となっています
  皇大神宮参道の遥拝所からは この岩戸山斜面の美しいピラミッド形の
  山の姿をながめることができます
  この東側斜面は 天岩戸神社のご神体として 古くから保護されてきたことから
  ほぼ原生状態に近い植生が残されており この地域の植生を知る上で
  極めて学術的価値の高い自然林となっています

  
  天岩戸神社は大江町の元伊勢三社の一つで
  〔皇大神社(内宮)・豊受大神社(外宮)・天岩戸神社〕の一つで
  伊勢の皇大神宮の元宮として 古くからこの地方の象徴的存在として
  崇敬されてきました
  天岩戸神社の祭神である櫛岩窓戸命は門を守る岩石の神であり
  岩戸渓谷の幽玄の地と天岩戸に比定し 古事記の大神の門番神を
  配祀していると伝えられています

               京都府

         だそうです

下の駐車場から 7~800mだそうですが 
   上り坂なので到着までちょっと時間がかかりました
上がっていく横を川が流れていますが それが五十鈴川(@@)
 地図上では二瀬川と書かれているようです

途中に 五十鈴川御手洗所?だったかな 身を清めるところ 
  三重県の伊勢神宮にもありますよね それがあります
がしかし ちょっと急な坂を下りていかなければ いけないんですよ
  私は・・・・・・・・横目に見て通過

小さな祠(龍燈明神と書かれていました)の横に 天岩戸神社の案内板
 それに従って 階段を下りていきます

本殿遥拝所が見えてきます
 ここから 向こうに見えている本殿に向かって 心をこめてお祈りします

右側に 鳥居と下に降りる階段がありますが 
          これを下りると本殿のすぐ下まで行けます
本殿は岩の上 はるかに高い所にあります
   左手には二瀬川が
 でもこのあたりは激流ですよ

天岩戸大神宮の由緒書によりますと
  
偉大な祖神である天照大御神は速須佐之男命の乱暴な行いに
  堪え忍んでおられたが とうとう我慢しきれずに 天の岩戸に閉じ籠りになられた
   それで この世は真暗くなってしまい悪いことばかりが連続して起こり
  拾収がつかなくなってしまったので
  八百万神々は天安河原に集まられ相談された
   そこで 天の岩戸の前で長鳴鳥を鳴かせ 真榊の木に勾玉を飾り
  御神鏡をかかげ 御幣を持ち 神饌物を捧げて 
  賑やかに歌い踊り音楽し祝詞を申し上げた
   この時 尊い天照大御神は外の様子を不思議に思われ
  天の岩戸を細めに開いて見られたので 御神鏡を差し出し申した
  畏い天照大御神はますます変だと思われ すこし天の岩戸からでられたところを
  お引出し申したので 世の中は明るくなり救われたのである
   さて この由緒ある御神鏡が神宝と信じられ 救世平和神とされている
       昭和四十七年 九月
                 天岩戸大神宮 


  当天の岩戸神社は 往昔地神の元始神天照大神籠居ましし霊地にして
   真名井ヶ原・真名井ヶ池・楽の堂・産盥・産釜・神楽岩・御座石・
   鶏鳴岩・鱒池・鮎返りの滝等の地名旧蹟あり
  殊に産盥の霊水は 平常満水することなく或は減水することなく
  且つ腐水することかってなく この霊水は旱魃の際 其の霊水の少許を
  水上に注ぐときは 如何なる旱魃時と雖も 神雨不思議に降り来り
  庶民安堵の胸を撫するにより 往昔より今に至るも尚其の慣例絶へざるなり
      昭和四十七年 九月
                  天岩戸大神宮 


左手は激流 右手上に祠
  神様の住まいにふさわしい場所でした

産釜遥拝所から見たところです
 向こう側にある甌穴(おうけつ)がそうでしょうか?
え~~っと誰が立ったかなぁ?説明板があったんだけど 撮り損ねた
 誰かが 産湯をつかったので 産釜と呼ぶと書いてあったような気が・・・・

甌穴は 川底や川岸にある岩に割れ目等 弱い部分があると 
 そこに水流でくぼみができ そこに小石が入り込んだりすると
 その小石が 水流のためくぼみの中で回転し 穴が大きくなっていくそうです

0 件のコメント: