京都の街中を歩いていると目についたのが これ「愛宕山」
街のあちらこちらに 見かけました 常夜灯ですよね
横に町内安全なんて文字が刻まれています
愛宕さんといえば 火防せの神様
今もそうですが 昔は火事は今以上に大変なことですよね
そこで 町中の防火を祈って 立てたのでしょうね
地蔵堂の横に立っているのもよく見かけましたね
下桂御霊神社の入り口にあった 愛宕山です
常夜灯というより 愛宕山と呼ぶ方が これにはぴったりのような気がしてるんです
この2基は 桂離宮の傍にある春日神社の境内にある愛宕山
左側は 安永七戊戌(1778)八月吉日 建立
右側は 文化五戊辰(1808)年五月
の年号が刻まれていました
本当?の愛宕山は 京都市右京区にある山なのですが 修験道の道場があり
江戸時代の中頃から愛宕山に修行にきた 修験者が全国にその信仰を広めたようです
愛宕山の上には 愛宕神社があり 以前は阿多古神社と書かれていました
大宝年間(701~704)修験道の祖役小角と 白山の開祖泰澄が創立した神社だそうです
一時期 神仏混淆となり白雲寺というお寺が あったそうですが 明治の神仏分離令により
白雲寺は 廃絶されたそうです
「阿多古 祀符 火廼要慎(ひのようじん)」と書かれたお札を台所に貼ってあるのを
ご覧になったこと ありませんか?
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